光陰矢のごとし!



 5   幻影の聖夜
 
 
お嬢さんが活躍する回といえば、まず幻影の聖夜♪なのだった。
 
私の場合、やっぱりお嬢さんについてはビジュアルから入った(笑)ので、作画は重要なのだった。
バレエのシーンを動画にするのは、すごーく難しいのだと思う。実際、お嬢さんの踊るシーンで、素晴らしい!と思ったモノは原作も含め(汗)過去の「009」でもほとんどない。むしろ旧ゼロ(白黒)がよかったかも(汗)
 
そう考えると、とりあえずお嬢さんがテレビで(?)いっぱい踊った!という点だけでも、3至上主義者としては評価するべきなのだと思う(しみじみ)
 
……なんてついついぐだぐたと考えてしまうくらい、ちょっと残念な感じはしている。
けど、予算を考えればきっと無理だったのだし、だからといってお嬢さんの踊るシーンをカットされてしまっても悲しいので、これはこれでいいのだ、と思うのだった。贅沢は言いません(しみじみ)<言ってるじゃないか(汗)
 
とはいうものの、冒頭のちびお嬢さん♪をはじめ、踊っていないお嬢さん(汗)は概ね大変に美しいし、あの微妙に不思議な感じの私服も好きなのだった♪
 
話も切なくてはらはらして、なかなかいい。
しまむらがお嬢さんを現実に引き戻すモノの象徴として動き、お嬢さんに撃たれてしまう♪のもなんだかものすごく納得するのだった。
 
ただ、コレをリアルタイムで見たときには、私の方がなんとなく
 
お嬢さんはしまむら命のひと!
 
という固定観念に縛られていたので(歯ぎしり)しまむらの敗北♪にちょっとビックリしたというか、混乱し、そのまま話が終わってしまった……ような妙な後味が残った。
 
平ゼロリアルタイム試聴時には、こういう感じの、なんというか自分の側に、話を楽しみきれない要素、みたいなのが結構あったと思う。
 
おそらく、しまむら好きの人も、この後半での違和感みたいな感じは残ったのではないかと思う。
せっかく主人公が満を持して(笑)ラストに現れたのに、決定的な切り札の役割第4話みたいな♪を果たせなかったのだ。
話の流れとか、設定とかを考えればごく当たり前でも、どうしても違和感は残ってしまう。
 
もちろん、そうした流れとか設定をすべて蹴散らし、旧ゼロのように(倒)しまむら=解決!という割り切りのもと、話を構成することもできたのかもしれない。
 
いや、でもそれはそれでやっぱりキツイ(涙)……と、私がしみじみ思い出すのは、旧ゼロ映画で、バレエの夢を語り、涙ぐみながらも、しまむらに励まされて「がんばるわ!」と立ち上がるお嬢さんの姿(倒)
 
アレと比べれば、しまむら、負けてよし!(踊)断言できる3至上主義者なのだった(しみじみ)



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