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三周目


  1   抱擁(平ゼロ)
 
 
「これで…いいのかしら?」
 
首をかしげる003の手元を002がのぞき込んだ。
 
「なんだ?これ?食い物か?」
「ええ…お米を柔らかく煮たものよ」
「げーっ。俺、コメはちょっとな〜」
「あなたに食べろなんて、言ってないわ…これは、ジョーのお昼よ」
「009?」
「そう」
 
てきぱきトレーを用意し、その小さい妙な形の陶器の鍋を鍋敷きの上にそうっとのせ、003はまた考え込んだ。
 
「やっぱり、お椀によそって持っていってあげた方がいいかしら…」
「アイツ、そんなもん食うのか?」
「…みたいね。コズミ博士に教えていただいたの。ジョーがなかなか食べてくれない…ってつい愚痴を言ってしまったら、『おかゆ』を煮てあげたらどうかね…ですって」
「ふ〜ん?俺ならそんな妙なモン、ごめんだが」
「そうね…でも、ジョーは日本人だから」
「オマエ、じゃ、さっきからずーっとコレにかかってたのか?」
「ええ…何がなんだかわからないし…とにかく本の通りに、ね」
「けっ!俺のときとエライ扱いが違うんじゃねえか?」
 
003はキッと002をにらんだ。
 
「何言ってるの?アナタのときだって、ちゃんと特別にご飯を作ったでしょう?」
「手間のかけ方が違うって言ってるんだよ」
「オートミールが食べたいって言ったのは、アナタよ?全然違う食べ物なんですもの、仕方がないじゃない!」
「何ムキになってやがるんだよ、ホラ、冷めちまうぜ〜!坊やが待ってるんだろ、行った行った!」
 
トレーをぞんざいに渡され、ぐいぐい台所から押し出されて、003は思わず息をついた。
 
「何よ…ムキになってるのは、どっち?」
 
 
 
009がそーっとスプーンを持ち上げるたびに、思わず息を止めてしまう。
…が。
彼はまた、思い直したようにスプーンを置いてしまった。
 
見ないように、気にしないように…と思いながら、003は棚にならんだ薬品の点検をしたり、洗濯済みのリネンをたたんだりしていた…のだが。
やはり気になる。どーしても気になる。
 
さっきから、009は003が運んできた食事をひとさじも口にしていないのだった。
 
持ち上げかけたスプーンをまたおく。
…六度目。
とうとう、我慢できなくなった。
 
「ジョー、やっぱりスープにする?」
「…へっ?」
 
やや険のある声に、009はびっくりした顔を上げた。
003は深呼吸した。
なるべく優しく言う。
 
「それ、何か…変なんでしょう?遠慮しないで…初めて作ったんだもの、うまくいかなくて当たり前だし」
「なんのこと…?」
 
009はじーっと003の視線を追い…自分の手の中のスプーンを眺め…
心持ち頬を赤くした。
 
「い、いや…違うんだ、ゴメン…おかゆは好きだよ…すごくおいしそうだし…いい匂いだし」
「ジョー…だから」
「熱いかな〜?って思って…その、つまりクセというか…ええと、いや、そうじゃなくて…」
 
009は山盛りになったスプーンを勢いよく口に入れた。
 
「…うん、すごくおいしい、フランソワーズ」
「……」
「ホントだったら…!」
 
いきなり、かきこむように食べ始めた009に、003はこっそり溜息をついた。
 
この人は…いつもこうなんだから。
少しは甘えてくれればいいのに。
こんなときぐらい…ワガママを言ってくれればいいのに。
 
いつも、いつも…人のことばっかり。
こんな体で、動けないのに…それでも結局、私が庇われているばかりなんだわ。
 
「ジョー…いいから、もう無理しないで」
「無理なんかじゃ…もう一杯もらうね…わっ!」
「ジョー!?」
 
フランソワーズは息を呑んだ。
勢いあまって、ジョーが鍋をひっくり返してしまったのだった。
鍋はパジャマの胸の上に転がり、熱いどろっとした粥があっという間に首から顎を覆っていく。
 
「だ、大丈夫…大丈夫だよ、ゴメン、003!」
「動かないで!」
 
鋭く制止され、009はとりあえず神妙にじっとしていることにした。
003の手が、慌ただしく胸に、首筋にと動き回る。
冷たいタオルの感触…
 
…が。
その手が赤くなっているのに気づき、009はハッと目をみはった。
 
「003!ダメだよ!」
「動かないで!」
「そうじゃなくて!君、ヤケドしちゃうじゃないか!」
「ヤケドするのは、アナタでしょう?!」
 
いや、だから君は動転して忘れてるだけ、僕の皮膚の方が君のよりずっと…と言いかけたコトバが、喉の奥で止まった。
碧の目が見たこともないような光に潤んでいる。
 
見たこともない…いや、違う。
見たことがある。こんな目を。
ずっと…ずっと、昔に。
 
両手を真っ赤にして、熱い粥をすばやく注意深く取り去り、その後に冷たいタオルをそっと押し当てる。
こすったりしない。
…そうだ。
 
こすると、傷ついた肌がよけいに傷んでしまうから。
神父さまは、そうおっしゃった。
 
009の首から胸にかけて、濡れたタオルをじーっと押し当てている003の手は、うっすらと糊に覆われていた。
ぼんやり見ていると、彼女の手の力が、ふっとゆるんだ。
 
やっと思い出したらしい。
僕の、体のことを。
 
「あの。…ごめんね、003」
「パジャマ…とりかえなくちゃ」
「え…?ちょ、ちょっと…!?」
「じっとして」
「や…い、いいから、一人でやるよ」
「無理でしょっ」
「無理じゃないから」
「無理なの!なによ、今だってお鍋ひっくり返して…子供と一緒じゃない!」
「え、ええと…だから…」
「いいから、手をど・か・し・な・さ・い!」
「やだ、やだよっ、やめてよ、フランソワーズぅ〜!」
 
不意に、入り口の扉が全開した。
 
「な〜に騒いでるんだ、オマエた…うっ」
 
007はぎょっとして足を止め、009のパジャマと肌着をはぎ取って息を切らしている003をまじまじと見つめた。
 
「…00…7」
「う〜む。秘め事のときにそんなに騒いじゃいかんな、マドモアゼル」
「な…何ですって!」
「いや、失礼…ごゆっくり」
「待って…!変なこと言わないでよっ!」
 
扉が閉まった。
ややあって、のろのろと汚れたパジャマを抱え直し、出ていこうとする003に、009はおそるおそる呼びかけた。
 
「…あの。フランソワーズ」
「ごめんなさい。考えが足りなかったわ」
「え、ええと…その…そうじゃなくて…」
「着替えは、ジュニアに持ってきてもらうわね…少しそのまま我慢していて」
「…フラン」
 
003は首だけ振り向いて、泣きそうな顔で微笑んだ。
 
「ごめんね、大騒ぎして…疲れさせちゃったわ」
 
 
 
「…何、あった?」
 
おとなしく005の手でスープを養われていた009は、ふと目を伏せるようにした。
 
「いや…その、005…フランソワーズ、怒ってたかい?」
「…いや」
「そうか…」
「叱られたのか」
「うん…いや、そうじゃ…ないんだけど……」
 
早く動けるようになりたいなあ…と、不意につぶやく009を、005は微笑して見下ろした。
 
「あと3日の我慢だ。ギルモア博士がそう言った」
「長いな」
「それぐらいなんだ。俺たちは、お前を失うと思ったんだぞ。003は泣いた」
「……」
「彼女を大事にしたいなら…まず自分を大事にしろ」
「…うん」
「そして…一人で戦おうとするな」
「……」
「返事は?」
「一人で戦おうなんて、思ってない。でも…僕は」
 
005はじっと009の目を見つめた。
 
「お前は、たしかに俺たちの中で一番強い。強いから、最後まで戦える。それはいい。だが」
「……」
「俺たちがいることを忘れるな」
「……」
「戦いは…まだ終わらない。俺たちは、お前にいてほしい。ここに。いつまでも」
「…うん」
「…よし」
 
最後のひとさじを口につっこまれる。
ゆっくり飲み込むと、009は小さく息をついた。
 
「なんだか…赤ちゃんみたいだよ」
 
005は声をたてずに笑った。
 
 
空になった皿を台所に運ぼうとして、003に行き当たった。
003はトレーをのぞくようにして、ほっと溜息をついた。
 
「よかった…キレイに食べてくれたわね」
「ああ。もう大丈夫だ」
「やっぱり…はじめから、あなたにお願いすればよかったわ」
「…003?」
 
003は何気なく壁にかかった時計を見上げた。
 
「あなたがメディカルルームに入ってから…20分。私が行くと、倍以上の時間がかかるわ。それでいて、結局半分も食べてもらえなかったりするし」
「食欲がなかったんだろう」
「私、彼にストレスをかけちゃうみたい…当たり前よね…つい…ガミガミ言ってしまうの。もっと優しくしてあげなくちゃいけないと思うのに…」
「……」
 
005は003の頭を軽く押さえるようにぽん、と叩いた。
 
「夕食は、お前がもっていけ、003」
「…005?」
「ひっくり返した米の粥を…惜しがっていたぞ。009は」
「……」
 
 
 
「はい、口を開けて」
「あの…フランソワーズ」
「おしゃべりは後。口を開けなさい」
 
諦めて口を開くと、ぬるい粥が控えめにのったスプーンがつっこまれる。
ごくん、と飲み込み、009はおそるおそる003に訴えた。
 
「フランソワーズ、もう一人で…食べられるからさ」
「ダメよ」
「だって…」
「あなたにちゃんと食べさせる方法がやっとわかったんですもの。とにかく、しっかり食べて、ゆっくり眠って…元気になってちょうだい」
「あと3日寝てればいいって聞いたよ…もう大丈夫じゃ…」
「だから、おしゃべりはダメ。口を開けて」
 
どうしようもない。
言われるまま、ひな鳥のように口を開けては閉じ…しているうちに、粥も張々湖が作ったという煮物も空になった。
003は満足そうに食器を片づけ始める。
所要時間…30分。
今までの半分で完食させることができたのだった。
 
「それじゃ…これ、台所に置いてくるから…何か飲み物はいる?」
「いや…」
「そう…寝ていないとダメよ」
「……」
 
扉が閉まった。
009は思わず長い息をついていた。
 
寝ていないとダメ…って。
ずーっと寝てるのになあ…
 
しかたない。
あまり003に心配をかけるのもよくないし。
 
009は目を閉じ、眠るように心がけてみることにした。
 
たしかに、今まで、食事に時間がかかりすぎていた…とは思う。
食もいまひとつ進まなかった。
 
003が心配そうにのぞきこむ。
何度も、何度も。
 
悪い…と思った。
ちゃんと食べて、安心させようと思った。
食べないと、フランソワーズはいつまでもここにいなければいけない。
 
彼女は、諦めないから。
僕が食べ終わるまで、ずっとここにいるから。
 
もし食べられなくても、僕が眠ってしまうまで、彼女は絶対に諦めない。
ずっとずっと、ここにいる。
いつまでも…いつまでも。
 
どうして、食欲がでなかったのかわからない。
お腹はすいていたのに。
またいつ叱られるかもしれないと、緊張していたからなのか。
彼女の手際が悪かったからなのか。
 
…そうとは思えないけど。
 
でも…
005が食べさせてくれたときは、そうじゃなかった。
お腹がすいていたから、食べた。
 
今も…
あんまり食べたくはなかったけど、口に入れられちゃったら、飲み込むしかない。
 
よくわからないけど。
とにかく、これで今夜は彼女にあまり迷惑をかけずにすんだ。
昼間かけた迷惑を少し取り返したかな。
 
おやすみ…フランソワーズ。
 
 
 
洗い上げられた食器に目をやり、台所をぐるっと見回してから、002は居間に入った。
…003が、いない。
 
「あれ…?アイツ、また009にメシ食わせに行ってるのか?」
「今夜はちゃんと食べた、言ってたアルよ…嬉しそうだったアル、003」
「デザートに張々湖の作った杏仁豆腐を食わせるんだ…って、さっき降りていったぜ」
「甘やかしすぎだよな〜!」
「ははっ、妬いてるのかい、002?」
「そんなんじゃねーよ!」
 
008をにらみつけ、002はソファに体を沈めた。
 
 
さっき、食べさせていたとき…009の体が少し熱いような気がしたから。
つめたいデザートはおいしく感じるんじゃないかと思ったのだ。
…が。
 
003がメディカルルームに入ると、009は既に眠っていた。
少し、呼吸が乱れている。
 
003は計器をすばやく見た。
…やはり、発熱している。
危険な数値ではなかったが。
 
当たり前かもしれない。
とにかく、全身ぼろぼろになって戦ったのだから。
009は…本当に動けなくなるまで、何度でも立ち上がる。
立ち上がって…倒れて…また立ち上がって。
 
私たちの…ために。
 
きゅっと両手を握りしめたとき。
009がかすかに呻き、手を力なく持ち上げ、宙に泳がせた。
003はほとんど反射的にその手を両手で包み込むようにつかんだ。
 
彼の呼吸が一瞬止まった。
起こしてしまったかもしれない、と思ったとき。
 
「…っ…あ、さん」
 
何を言っているのか…わからない。
けれど、彼の手に力がこもるのを感じた。
 
「…か、ないで…」
 
009は懸命に起きあがろうとしている。
すごい力だ。
003は慌てた。
 
以前、009が同じように傷ついて倒れたとき。
ちょっと目を離している隙に、彼が点滴やコードを全てひきちぎり、床に転がっていたことがある。
何か、夢でも見たにちがいない。
 
「ジョー…ジョー、しっかりして…私が、わかる…?」
「……」
 
彼のあえぐような切れ切れのコトバを、003は必死で聞き取ろうとした。
やがて。
彼が、「行かないで」と繰り返しているのに気付き、003はハッと胸をつかれた。
 
行かないで。
 
ぐい、と引き寄せられた。
点滴がはずれ、弾みで床へとひっくり返り、砕ける。
死にものぐるいで起きあがろうとする009の背中を支えるようにして、003は夢中で彼の頭を抱きしめた。
 
「どこにも…行かないわ…!」
「……」
「ううん、違う…どこかに行ってしまいそうになるのは…あなたじゃない…!」
「……」
 
003は唇を噛んだ。
009の頭を自分の胸に押しつけるようにして、背中に手を回し、強く引き寄せる。
 
「どこにも…行かない。それに、行かせないわ…!」
「……」
「ジョー…どうして…あなたは…」
「……」
 
こんなに、わからずやなの…?
 
ふっと009の体から、力が抜けた。
ずる、と腕の中からずり落ちそうになった上半身を懸命に支えながら、003は彼をベッドに戻した。
 
「どうした、003…?」
 
ガラスの砕ける音に飛び込んできた002は、一瞬息を呑んだ。
003はぼうっと顔を上げ、002を振り返ると、弱々しく微笑んだ。
 
 
 
009は呆然と002を見つめた。
 
「…うそ、だ」
 
それしか言えない。
頭の芯がしびれたような感じだった。
まさか。
 
002はふん、と唇をゆがめた。
 
「しらばっくれるなよ…そのあわてっぷりは…全然覚えてないわけじゃないってことなんだろ?」
「うそだ!」
「俺は見たんだぜ、009…お前が、003をこーやってココに押し倒して…」
「そんなこと、してないよっ!」
「したんだよ!」
 
うそだ。
ぜったいに、うそだ…っ!
 
…でも。
 
今朝、目覚めたら…点滴がなかった。
壊れたから、新しいのを用意してる…と008が言って、それですぐその新しいのを使ったわけだけど。
点滴って…壊れるモノじゃないよな。
 
それに…昨夜はたしかにひどく体が熱くて。
なんだか苦しくて。
 
…でも。
いくらなんでも。
 
「ジェット…!」
 
げ、と振り向き、002は硬直した。
朝食のトレーを両手に持った003が仁王立ちしている。
 
「私の両手がいっぱいになっているうちに、この部屋から出た方がいいんじゃなくて…?」
 
氷のような声だった。
ほどなく、002が逃げるように出ていくのを009はぼうっと見送った。
 
「ジョー、おはよう」
「…う」
「ジェットに何を言われたのかしらないけど…」
 
知ってるはずだ。
だって彼女は003だし。
 
「気にしたらダメよ。ホントにいつもデタラメばっかり言うんだから…!」
「で、でも…フランソワーズ」
「ジョー?」
 
厳しい声に、009はぎく、と身をすくませた。
 
「いいこと?アナタがそうやってびくびくするから、ジェットが面白がるのよ!もっとしゃんとしてちょうだい」
「…う、うん…」
「朝ご飯よ…どう?食べられそう?」
「…うん」
 
いまいち自信はなかったが、009はスプーンをとった。
オートミールに、半熟卵。
野菜スープにやわらかそうなパンに…杏仁豆腐。
 
やっぱり、食欲はない。
そっと003を見上げると…彼女は何か大きな紙袋を床に置いて、スツールに座ったところだった。
 
「どうぞ…」
「う、うん」
 
ゆっくりスープにスプーンをいれる。
が、003は動かない。
こっちを見ようともしない。
 
彼女は紙袋の中から毛糸玉とかぎ針を取りだしていた。
 
「…あの」
「どうぞ、ごゆっくり…」
 
編み物をはじめた003にちらっと目をやり、009はゆっくりゆっくりスープをすくい上げた。
 
「食べたくないの?」
「…うん」
「そう。でも、全部食べ終わるまで、許してあげないわよ」
「……」
「時間はたーくさんあるもの」
「…フランソワーズ?」
 
009はおそるおそる尋ねた。
 
「…でも、どうしても食べなかったら…?」
「おばかさんね」
「……」
 
おばかさん、だって。
どうして君はお姉さんぶるんだろう。
…でも。
 
009はそうっとスープを口に流し込んだ。
ためいきをひとつ。
やっぱり食べたくないのだ。
 
でも、食べなければ……
フランソワーズが。
 
ふっと、温かいものに包まれたような気がして、009は顔を上げた。
なんだろう。
今の…感じ。
 
目を上げると、003がいる。
003しかいない。
 
わけのわからないことを聞いたりしたら、また叱られそうだ。
我慢しよう。
 
そう思い直し、009はまたゆっくりスプーンを取り上げた。
そうっとスープをすくう。
ゆっくり、慎重に。
なんだか、さっきの温かいものをつかまえられそうな気がする。
 
…じゃなくて!
しっかりしろ、009!
 
009は慌てて自分を叱りつけた。
 
こんなコトをしている場合じゃないんだから。
だって、早く食べ終わらないと…フランソワーズは、いつまでもここにいなければならない。
彼女は、諦めないから。
 
いつまでも…いつまでも。


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